中古パソコンは新品よりも安く購入できるため、初めてパソコンを購入する方や、副業・ブログ用のパソコンを探している方に人気があります。しかし、中古パソコンは価格が安い分、購入前に確認しておきたいポイントも存在します。
特に初心者の場合、「安かったから買った」「Windows 11が入っていたから安心だと思った」といった理由で購入した結果、思わぬトラブルに遭遇するケースも少なくありません。
実際には、購入する場所や商品の状態、搭載されているOSなどを確認するだけで、多くの失敗を避けることができます。
この記事では、中古パソコンを購入する前に必ず確認しておきたい3つの注意点を初心者向けに分かりやすく解説します。これから中古パソコンの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
個人が出品できるショップでは購入しない
中古パソコンを個人が出品できるようなショップで購入することはおすすめしません。
例えばメルカリやヤフオクのようなフリマサイト・オークションサイトです。これらのサイトは誰でも簡単に出品ができる分、中古パソコンもたくさん売られています。
ですが個人が出品した中古パソコンは点検や清掃がされていないことも珍しくないため、ハイリスクな選択と言えるでしょう。
中古パソコンを購入する時には、中古パソコンを専門に販売しているショップで購入するのがおすすめです。
メルカリやヤフオクにはグレーな商品が売られている
メルカリやヤフオクといった個人が出品できるサイトには注意が必要な中古パソコンが多くみられます。具体的には以下のような中古パソコンです。
- 非対応のパソコンにWindows11を搭載して販売している
- CPUの世代を書かずに「Core i7で高性能!」のように謳っている
- OEM版など、違法な手段で手に入れたMicrosoft Officeを搭載している
こういったグレーな中古パソコンを自分で見抜けるなら、メルカリやヤフオクを使ってもOKです。ですがパソコンの知識に自信が無いなら、しっかりとしたショップで購入する方が大きな失敗を避けることができます。

メルカリのおすすめ順で1行目に出てきた中古パソコンの詳細スペックです。Core i5 3210Mは第3世代のCPUでWindows11に対応していませんが、Windows11 homeが搭載されていますね。
メルカリにはこのような中古パソコンが大量に見られます。試しに上から10個の商品を確認してみたところ、6つの商品に怪しい点がありました。
過去には中古パソコン転売スクールでは違法な方法を紹介している情報商材が出回ったこともあるようです。
清掃がしっかりとされていない


メルカリやヤフオクで出品されている中古パソコンが、中までしっかり清掃されていることは稀です。
少し考えてみてほしいのですが、中古パソコン転売をやろうと考えたサラリーマンや主婦が、限られた時間の中でノートパソコンを分解し清掃できる技術を身につけているでしょうか?
私は全くそう思いません。
時間をかけてノートパソコンの清掃をするよりも、より多くのノートパソコンを販売することに時間を使うのは簡単に想像できます。
清掃がされていない中古ノートパソコンは中にほこりがたまっており、冷却機能が低下している可能性が高いです。パソコンは冷却機能が低下するとパーツの消耗が激しくなるため、寿命がさらに短くなります。
中古ノートパソコンを購入する時には、しっかりと清掃されたものを選んだ方がより長く使える、ということですね。
中古パソコン専門ショップでの購入がおすすめ
中古パソコンを購入する時には、中古パソコン専門ショップでの購入がおすすめです。中古パソコン専門ショップで購入すれば、メルカリやヤフオクで購入する時の不安な点が全て解消します。
- プロが清掃・点検をおこなっている
- 長期間の保証が付く
- ショップとしての信頼が下がるため、グレーな商品は販売しない
このように中古パソコン専門ショップで購入するメリットは非常に大きいです。
また、中古パソコン専門ショップの中でも、個人から買い取って多くの商品を販売しているショップ、企業向けにレンタルしていたパソコンから状態の良いものを販売しているショップなど、ショップによって特徴があります。
求めるパソコンによって選ぶべきショップが変わることも併せて覚えておきましょう。


安すぎる商品には飛びつかない
中古パソコンを探していると、2万円を切るような商品が頻繁に見つかります。
なるべく安くパソコンを探していると思わず飛びついてしまいそうですが、安すぎる商品には注意が必要です。
ここでは安い中古パソコンはなぜ注意が必要なのかを解説していきます。
価格が安すぎる商品には理由がある
価格の安い中古パソコンには何かしらの理由が必ずあります。例えば以下のような理由です。
- 大きな破損がある
- キーボードの一部が使えない
- バッテリーが使えない
このように安くなっている分、使うときに支障のある状態であることも珍しくありません。商品の説明文をしっかりと読み、問題ないと判断できる場合にのみ購入しましょう。
また、低スペックの中古パソコンにWindows11を搭載して、さも今でも使えるように謳っている中古パソコンもありますが、ブラウザすらまともに動かない可能性があることを考慮しましょう。
前述のメルカリのパソコンには第3世代のCPUにWindows11が載せられています。快適に使えるとは思えません。
Microsoft Office付きで2万円以下の場合には特に注意
中古パソコンにはMicrosoft Office付きを謳っている商品が多くありますが、これにも注意が必要です。
Microsoft Officeはライセンスの扱いが複雑であり、中古パソコンに付属しているOfficeの中には正規ライセンスではないものも存在します。
試しにGeminiにも質問してみたら、以下のような回答が返ってきました。


つまり、中古パソコンにMicrosoft Officeを付属して売る場合には、新品のMicrosoft Officeを付属させる必要がある、ということですね。
新品のMicrosoft Officeは2万円以上します。2万円以下の中古パソコンにMicrosoft Officeが搭載されている場合には、違法な商品である可能性が高いです。
中古パソコンの価格+Microsoft Officeの価格になっていないものは注意が必要です。


Windows11非対応のスペックは避ける
中古パソコンを購入する時はWindows11の要件を満たしているかを必ず確認しましょう。具体的には以下の要件です。
- CPU:Intel 第8世代以降
- メモリ:4GB以上
- ストレージ:64GB以上
他にも細かい要件はありますが、とりあえず上記のスペックを満たしているかは最低限見ておきましょう。
特にCPUが要件を満たしていないことが多いです。
「CPUが要件を満たしているか、見ただけでは分からない」という場合には、ネットで検索をかければAIが答えてくれます。CPUの詳細が書かれている文章をコピーし、「○○はWindows11の要件を満たしていますか?」と質問してみましょう。


Windows10のサポートは2025年10月で終了


Windows10のサポートは2025年の10月14日で終了しています。サポートの終了しているOSを使うのはセキュリティリスクが高いため、今からパソコンを購入する場合には必ずWindows11が搭載されたパソコンを選ぶ必要があります。
前述の通り、ちゃんとWindows11の要件を満たしたパソコンかを確認しましょう!
基本的には第8世代以降のCPUを選べばOK
CPUがWindows11に対応しているかを毎回確認するのは面倒!という方は、
第8世代以降のCPUなら基本的にOK
ということを覚えておきましょう。
CPUの世代は後ろの4ケタ・または5ケタの数字を見ることで分かります。4ケタの場合は先頭の数字が、5ケタの場合は先頭2ケタが世代を表しています。


AMD製CPUの場合はまた違った読み方になりますが、中古ノートで広く普及しているのはIntel製のため、覚える必要性は薄いです。
まとめ
中古パソコンは新品よりも安く購入できる魅力がありますが、何も知らずに購入すると失敗する可能性があります。
特に初心者の方は、
- 個人出品の中古パソコンを避ける
- 安すぎる商品には理由があることを理解する
- Windows 11の要件を満たしているか確認する
この3点を意識するだけでも、大きな失敗を防ぐことができます。
中古パソコン選びで重要なのは、最安値の商品を探すことではなく、安心して長く使えるパソコンを選ぶことです。多少価格が高くても、信頼できる中古パソコン専門ショップで購入した方が結果的に満足度は高くなります。
この記事で紹介したポイントを参考に、自分に合った中古パソコンを見つけてください。
