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中古パソコンのおすすめスペックを目的別に紹介!【初心者向け】

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パソコンにはちょっとした作業向けの低スペックのものから、美麗なグラフィックのゲームが動く高スペックなものまで、様々なスペックのパソコンが販売されています。

上を目指すと際限なくお金がかかってしまうので「自分に必要なのはどんなスペックのパソコンか」をしっかり見極めた上で購入するのが大事です。

ですが、パソコン初心者の方はどのパソコンがどのくらいのスペックなのかを判断できませんよね。

という訳でこの記事では用途に合ったパソコンのスペックを具体例を出しながら解説していきます。後悔しないパソコン選びができるようになるので、パソコン初心者の方は是非参考にしてみてください。

目次

中古パソコンのスペックは目的に合わせて選ぶのが重要

パソコンは使う目的に合ったスペックのものを選ぶのがとても重要です。

もし、目的に合わないパソコンを選んでしまうと

  • パソコンが重たくてやりたいことが快適にできない
  • 作業は快適にできるけど必要以上に出費してしまう

ということが起こってしまいます。

パソコンを買って後悔しないためにも、購入前の段階でどのくらいのスペックのパソコンを買うかをしっかり検討しておきましょう。

CPU・メモリ・ストレージの種類を決めよう

では具体的にどういう部分を決めれば良いのでしょうか?

パソコンのスペックの指標となる部分はたくさんありますが、初心者におすすめなのは

  • CPU
  • メモリ量
  • ストレージの種類

の3つを決めておくやり方です。

この3つはパソコンの中でもかなり重要なパーツで、パソコンのスペックのほとんどを決めるといっても過言ではありません。

パソコンのスペックを決めるときには、まずはこの3つを決めてしまいましょう。

もちろん他のパーツも大事になってきますが、今回は初心者でも分かりやすいこの3つにフォーカスしています。

CPU

CPUはパソコンの頭脳にあたるパーツです。パソコンで行う動作全般の処理速度に関わってきます。

CPUはCore i3・Core i5などの種類と、8250U・1245Uなどの世代で性能が決まるのが特徴。パソコンを購入するときには種類と世代の2つとも決めておきましょう。

また、CPUの性能は「Core i5 1245u passmark」など、CPU名+passmarkと検索することで数値化されたものを確認することができます。

パソコンのショップを見ていて「このCPUはどのくらいの性能なんだろう」と思った時に是非試してみてください。

メモリ量

メモリはパソコンが処理を行うときに必要な計算の結果などを一時的に保管しておくためのパーツです。よく作業をするための机の広さにたとえられます。

メモリの量が足りていないと全体的にもっさりした動作になってしまうため、快適な作業をしたい方は重視しましょう。

具体的には8GB〜16GBを搭載したパソコンがおすすめです。

8GBあれば基本的な作業は快適に行えますし、16GBあればソフトをたくさん立ち上げるような使い方をしても、もっさりしなくなります。

メモリ量はパソコンをどのような使い方をするかで決めると良いでしょう。

ストレージの種類

ストレージはテキストファイルや動画ファイルなどの、パソコンのデータを保管しておくパーツです。

作ったワードファイルや重要なPDFの書類など、パソコンにデータを保管しておきたいタイミングはたくさんありますよね。

ストレージにはHDD・SSDの2種類が使われています。

HDDは物理的なディスクに記録するストレージで、安価で手に入るのが特徴。その分書き込みや読み込みの速度は遅いので、大きなファイルを移したりするときには時間がかかります。

SSDは電気信号を用いて記録するストレージです。速度が非常に速いですがHDDよりも高価なのがデメリット。ただ、昔に比べるとかなり安価になってきているので、SSDを選択する人の割合はかなり増えていますね。

どちらも一長一短があるのでこっちがおすすめ!とは言えませんが

  • とにかく容量が欲しいならHDD
  • 容量はそこそこあればいいならSSD

ざっくりこんな感じで考えていただければ大丈夫だと思います。

最近では「とりあえずSSDにしておけば間違いないでしょ」みたいな風潮があります。

ちなみにCPU・メモリ・ストレージの種類に関してはこちらの記事でも詳しく取り上げています。それぞれのパーツについてもっと詳しく知りたい方は是非読んでみてください。

//記事準備中です

目的ごとのおすすめスペックを紹介

ここからは目的別に、おすすめのスペックの中古パソコンを紹介していきます。

中古パソコンを購入する目的にはいろいろあると思いますが、今回は代表的な以下の4つを取り上げました。

  • ブラウジングを中心とした軽い作業
  • 文書作成などの事務作業
  • CAD・動画編集
  • ゲーム

すべて読む必要はありません。ご自身の目的に近い項目を参考にしてください。

なお、それぞれの項目で挙げているパソコンのスペックはその作業が行えるラインよりも一段階上のものにしています。

理由は2つ。

1つ目は最低限Windows11に対応したパソコンが望ましいためです。Windows10のサポートは2025年の10月14日で終了してしまうため、より長く安心して使えるWindows11に対応したCPUに絞って紹介しています。

2つ目は少しだけ余裕を持たせたスペックにしておくことでより長く使うことができるためです。

パソコンは精密機器であり、年数が経つとパーツの劣化によって本来の性能を引き出せなくなっていきます。

スマホを何年か使っていると「買った時より重くなった・・・?」と感じることがありますよね。それと同じ現象がパソコンでも起こるんです。

少しだけスペックに余裕を持たせておくことで劣化のスピードを抑えつつ、多少劣化しても快適に作業を行うことができます。

安くない買い物ですから、できるだけ長く使える製品を選びましょう。

軽い作業が中心なら安価なCore i5第8世代

  • CPU:Core i5 第8世代
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:256GB SSD

ブラウザで調べものをするなどの軽い作業目的でパソコンを購入するなら、Core i5の第8世代を搭載したパソコンがおすすめです。

Core i5の第8世代はある程度の性能と価格のバランスが取れたコスパの良いCPUで、その人気の高さゆえに出回っている数が多いです。

人気が高く中古パソコンもたくさん販売されているので、購入したいスペックのパソコンが売られていない、という事態も少ないです。

メモリは8GB搭載されたものがおすすめ。最近のブラウザはメモリを大量に消費する傾向が強いので、4GBでは不足を感じるかもしれません。8GBあればよほど大量のタブを開かない限り十分だと思います。

ストレージは256GB程度のSSDを目安にしましょう。HDDではパソコンの立ち上げるときの速度など、全体的に動きがもっさりしてストレスを感じる可能性があります。

HDDよりも高価なSSDですが、256GBの容量であればあまり高くはなりません。

具体例:DELL Latitude 3500

CPUCore i5-1.6GHz(8265U)
メモリ8GB
ストレージ256GB SSD
OSWindows11 Pro 64bit
価格31,900円(税込)

Core i5の第8世代を搭載したノートパソコンです。メモリは8GB・ストレージはSSDの256GBと軽い作業を行うには十分なスペックをしています。

OSも最初からWindows11を搭載しているため、Windows10から乗り換える必要がないのも◎。余計な手間をかけずに、すぐにパソコンを使い始めることができます。

文書作成なら快適に作業できるCore i5第10世代

  • CPU:Core i5 第10世代
  • メモリ:8~16GB
  • ストレージ:256GB SSD

オフィスソフトを使った文書作成、エクセルなどの事務作業を行いたい場合、Core i5の第10世代以上のパソコンがおすすめです。オフィスソフトを開きながらブラウザで調べもの+YouTubeで作業用のBGMを流すといった使い方でも十分快適に行えます。

Corei5第8世代と同様、出回っている数が多いのもメリットですね。

メモリは8GBまたは16GB搭載されたものがおすすめ。あまりいろいろなソフトを立ち上げないなら8GBでも足りますが、16GBあるほうが安心です。

ストレージは256GBのSSDが最低限必要だと思います。いろいろなソフトをインストールする、動画をたくさん保存したいなど、容量不足が懸念される場合には512GBも視野に入れましょう。

ただ、ストレージに関しては外付けのものを購入するという手もあるので、本体の容量が少なくてもあまり問題にはなりません

具体例:Panasonic Let’s note SV9

CPUCore i5-1.7GHz(10310U)
メモリ16GB
ストレージ256GB SSD
OSWindows11 Pro 64bit
価格39,600円(税込)

Core i5の10世代を搭載したノートパソコンです。Windows11搭載、メモリ・ストレージも十分と、非常にまとまった性能をしています

また、パナソニックのLet’s noteはビジネス向けのノートパソコンとして非常に高い人気を誇ります

  • 高い耐久性
  • 大容量のバッテリー
  • 長い耐用年数

これらの特徴があり、ノートパソコンを持ち歩いて使う方におすすめのパソコンです。

QualitにもLet’s noteシリーズはたくさん売られているので、中古で手に入れやすいのも魅力です

CAD・動画編集なら高性能なCore i7+グラボ搭載PC

  • CPU:Core i7 第11世代
  • メモリ:16~32GB
  • ストレージ:512GB SSD
  • グラボ:GeForce GTX 1660 SUPER

CAD・動画編集といったクリエイティブな作業をしたい場合はCPUの性能を重視しましょう。

CADや動画編集はCPUの性能によって快適さが左右されます。予算が許す限り、なるべく高性能なCPUを用意するのがおすすめです。

今回は例としてCore i7の第11世代を挙げましたが、これはエフェクトを頻繁にかけるような動画を作りたい方におすすめ。カット・字幕のみといった簡単な編集がしたい場合には、もう少し古い世代のCPUでも問題ないと思います。

メモリは最低で16GB、高解像度の編集作業をする場合には32GB欲しいところ。メモリ量もどのくらい負荷のかかる編集作業をするかで決めましょう。

ストレージは余裕をもって512GBのSSDを搭載しておくと安心です。特に動画編集は動画のデータを大量に保管しておく必要があるので、多めに用意しておきたいですね。

また、CADや動画編集にはグラフィックボード(GPU)を搭載したパソコンがおすすめ。CADの場合は3DCADを行うときに、動画編集の場合にはGPUを使ったエンコードの際に必要になってきます。

編集データから1本の動画を作り上げる作業をエンコードと言います。このエンコードに性能の良いGPUを使うことでより早い時間でエンコードを終えることができます。

具体例:THIRDWAVE GALLERIA SKM

CPUAMD Ryzen 5 3500X
メモリ16GB
ストレージ1TB SSD
グラボNVIDIA GeForce RTX 2060 SUPER
OSWindows 11 Home
価格77,800円(税込)

ドスパラで販売されている中古デスクトップPCです。CPUのAMD Ryzen 5 3500Xは低価格ながら動画編集には高い性能を発揮してくれます。

簡単な動画編集ならこのくらいの価格の中古パソコンでも十分行えます

高解像度の動画編集には少し物足りない性能なので、さらに上のスペックのパソコンを探しましょう。

ゲームをしたいならグラボの性能を重視

  • CPU:Core i7 第11世代
  • メモリ:16~32GB
  • ストレージ:1TB SSD
  • グラボ:GeForce RTX 4060

パソコンでいろいろなゲームを遊びたい!という方はグラボの性能を重視してパソコンを選びましょう。上で例として挙げたスペックは、かなりグラフィックがきれいなゲームを快適に遊びたい場合に必要になります。

ゲームによって要求されるスペックは大きく変わるので、自分が遊びたいゲームの推奨スペックを参考に決めるのがおすすめです。

ゲーミングパソコンのスペックの決め方については以下の記事で詳しく解説しています。ゲーミングパソコンの購入を考えている方は参考にしてみてください。

また、ゲームによっては100GB以上の容量を要求されることも。必要なストレージの容量もやりたいゲームによって左右しますが、余裕をもって多めに用意しておくのがおすすめです。

いろいろなゲームをやるなら512GBはあると安心できます

具体例:HP EliteDesk 800 G8 TW

CPUCore i7-2.5GHz(11700)
メモリ16GB
ストレージ256GB SSD
グラボNVIDIA GeForce RTX 3070
OSWindows11 Pro 64bit
価格105,600円(税込)

Core i7の11世代、RTX3070を搭載したデスクトップPCです。ストレージが256GBと少な目なのが気になりますが、後から増やすことも簡単なので大きなデメリットにはなりません。

価格は10万円を少し超える程度。やはりグラボを搭載している分、他のパソコンに比べると価格は高くなります。

RTX3070は一昔前のゲームをプレイする分には十分な性能ですが、モンハンワイルズなどの高スペックを要求されるゲームを快適に遊ぶには物足りないといった印象です。

前述したように、自分が遊びたいゲームに合わせて必要なグラボを決めましょう。

財布に余裕があるなら新品のゲーミングPCも検討しましょう

まとめ:目的に合ったスペックの中古パソコンを選ぼう

パソコンは自分に合ったスペックを選ぶのが重要です。

合わないスペックのパソコンを選んでしまうと

  • やりたい作業が快適にできない
  • オーバースペックすぎて余計な出費をしてしまう

ということになる恐れがあります。

パソコンを購入する前にどのような目的で必要なのかを考え、それに合ったスペックのパソコンを選ぶようにしましょう。

パソコンのスペックはCPU・メモリ量・ストレージ量の3つの性能が大きく影響します。(動画編集やゲームの場合はグラボも)

パソコン初心者の方は、まずこの3つを決めることでスムーズにパソコンを選ぶことができますよ。

これらのパーツについて詳しく解説した記事も用意しているので、合わせて読むのをおすすめします!

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